天然木オーク無垢材 デザイナーズ ダイニングセット C.K. シーケー

世界で愛される「ザ・チェア」と暮らす
ダイニングセット C.K.

20世紀を代表するデンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ウェグナー。「椅子の巨匠」とも称されるウェグナーの手がけた作品から、「ザ・チェア」のリプロダクト品をプレコチリコにもラインナップします。
1950年にデザインされた「ザ・チェア」は、家具職人としてのウェグナーの技術と知識がこめられた作品。まるみをおびたミニマルなフォルムは、洗練された、しずかな温もりを感じさせます。手をかけて椅子を引くとき、座るとき、また目でみるときにも、使い手に心地よさを伝えるデザインは、まさに暮らしに寄り添う意匠といえるように思います。
そして「ザ・チェア」を、毎日座るダイニングチェアに。そのためのパートナーになる、チェアの座面高にぴったりなダイニングテーブルを制作しました。 70年以上の時を経ても愛され続ける「一生もの」のインテリアを、ぜひ、あなたの暮らしに取り入れてみてください

ウェグナーは、その生涯で500脚以上の椅子をデザインしたと言われています。「ザ・チェア」は、中でも彼の代表的な作品のひとつ。

注目したいのは、椅子の背の部分のまるみが体をらくに支えてくれる座り心地のよさ。ひどい腰痛もちだったという元アメリカ大統領のジョン・F・ケネディもこれに感嘆し、「椅子の中の椅子」、「The Chair」と呼んだという逸話も。これがきっかけで、「ザ・チェア」とよばれ親しまれるようになったといいます。

この椅子が70年以上にわたって愛されるのは、なによりも、使う人に寄り添って設計されたそのデザインゆえだろうと思います。デザイナーであり家具職人であったウェグナーは、椅子に必要な機能性を追求し、無駄なものをそぎ落としていくことで、使い心地のいいシンプルなフォルムを実現しました。

リプロダクトとして「ザ・チェア」を制作するにあたって、フレームにはアッシュ材を採用しました。アッシュ材とは、トネリコの木を原材料とした木材。頑丈で弾力性にもすぐれているため、毎日座るチェアにはぴったりの素材です。
明るい木の色と流れるようにやわらかな木目が特徴で、シンプルであたたかみのある北欧家具の表情を一層引き出します。

セットになるダイニングテーブルは、「ザ・チェア」と並べたくなるテーブルを目指してデザインしました。

サイズは幅150cm、高さ70cm、奥行きは85cm。4人でゆったりと座れる、一般的なダイニングテーブルのサイズです。

ボディにはオーク材を使用しました。堅く重厚で耐久性にすぐれているので、ずっと長く使っていただけます。「一生もの」のチェアと共に、テーブルも、時間をかけて暮らしの一部になっていくようにと思いを込めています。

天板をよごれや傷から守るため、ウレタン塗装を施しています。木目の色柄はそのままに、お手入れは拭くだけで簡単。扱いやすさも、長くお使いいただくための工夫です。

天板の角や側面、脚の面にも丸みをもたせました。小さなお子様のいるご家庭でも、安心してお使いいただけます。「ザ・チェア」の丸みを帯びたフォルムともよく馴染み、まとまった印象を醸します。

床を傷つけてしまわないよう、机の脚にはアジャスターをつけています。

オーク材の魅力は、その木目の美しさ。明るくやわらかい木の色に、淡い濃淡の木目がよく映えます。虎斑（とらふ）と呼ばれる斑紋のような木目が現れるのも、天然木材の特徴。使い続けることで、その味わいを増していきます。